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【お金の学校】みんなの投資スクール

デイトレーダーはなぜ板を見るのか?

hanayama-t

From:真田敏明
トレードルームより、、、

先の配信で、株式投資の要諦は
需給(投資家の心理)読みと解説致しました。

今回は、板を活用しての需給や
投資家の心理の捉え方をお伝えしたいと思います。

2016-10-18_10h05_58

上記板の配置とチャートを見た時、皆さんはどの様な印象を持たれますか。
(正解はありません。飽くまでも印象です)

恐らく殆んどの方は、チャートの形状と厚い売り注文に着目し、
これは下がりそうだと思われたのではないでしょうか?

チャート形状はともかく、板のみを判断材料にすれば、
この様な売り板が厚い配置は弱い=下落しそうな印象を受けまよね。

しかしです、

もし、この板の配置で株価が揉み合い又は膠着していたとしたら・・・
外部環境や市場センチメントにも因りますが、
個人的には「売りは危ないかな?」と判断します。

一見すると無機質な数字の羅列にしか見えない板情報は、
実は目先の需給を読む上で大変有用な情報が詰まっています。

では、株価が暫く揉み合い又は膠着している事を前提とし、
この板の配置から読み取れる内容を考えてみましょう。

※本題に入る前に留意事項があります。

板に出ている注文は様々な投資家の注文が
蓄積されている事を認識しておかなければなりません。

というのも、デイトレードやスキャルピング等の
短期取引に従事していると、板に出ている注文の全てが
デイトレーダー等の短期投資家の注文の様な
錯覚に陥りがちとなるからです。

例えば544円の売り板185,000株の中には、
デイトレーダーの決済注文や新規空売り注文以外にも、
ザラ場を見れない会社員の方が朝寄り付き前に
スマホなどから出した注文や、長期投資家が何日も前に
出した注文なども含まれているかもしれません。

そうした”ザラ場を監視出来ない・監視していない
”投資家の注文は、場中の相場状況の変化に
一喜一憂する事は無い為、短期株価変動への
影響は殆んど無いものとなります。

疑問:
何故弱い配置なのに下げないのか?
売り板に比して買い板は非常に薄くなっていますので、
この銘柄は比較的に容易に売り崩す事が出来る筈。
相場を動かす大口投資家やその他不特定多数の投資家達は、何故売って来ないのか?

推測①:目先、この銘柄を売りたいと思っている投資家少ない(売り需要が乏しい)のか?

推測②:買い注文が薄い為、大口の投資家は売り仕掛け難いのか?
(仮に20万株の売り注文を出した場合、少なくとも535円までの
買い注文は全て食ってしまう為、平均価格が現値から大きく下がってしまいます)

疑問:
売り需要が強い配置ですから、売りたいと思っている投資家は早く売らなければ、
自分が売る前に売り崩されてしまう可能性があります。
何故、売り注文を下にずらさないのか?

推測③:急いで売りたい投資家がいない?(中長期投資家の注文が多いのか?)

推測④:見せ板か?   etc ・・・

以上、板の配置を見ただけで、様々な推測が導き出せるのです。
端的に言えば、

弱い配置なのに下げない = 強い?

 

と推測できる訳です。
そして、実際に取引するに当たり、最も重要な項目は推測②となります。

何故ならば、たいていの場合、
相場を大きく動かすのは資金力のある大口投資家だからです。

大口投資家にとって、大きな売り注文が示されている板は、
買い仕掛け易い配置になります。

また、冒頭のチャート形状や板の配置では、
個人による小口の売りが出て来ることが多く、
539円や538円以下の安い価格で株を集め易いとも言えます。

この様な買い注文の薄い板では、
例え安く買い集める事が出来てもそれを
上値で捌く事が出来ない恐れが高い為、
大口が狙いを定めたら中途半端な仕掛けはしません。

資金力にものを言わせ本腰で株価を大きく吊り上げて行きます。
(失敗する事も少なからずあるかと思いますが・・・)

例えば、ある程度株を買い集めた大口投資家が、
更に540円の11万株を一気買いしたとします。

板と歩み値でこの大口買いを確認した他の投資家達が、
「大口が動いたか?」と判断し、この動きに乗ろうと追随し始めます。

膠着していた株価が動意付くと、徐々に物色が集まり、出来高が増加。
上がるから買う、買うから上がるのフィードバックループ商状となります。
チャートを根拠に空売りしていた投資家達は突如の急騰に
慌ててポジションを投げ始め(買戻し)、更に上昇が加速。
そして、買い板が十分な厚みを増して来たところで、
大口投資家は買い集めた株を売り抜く訳です。

一般的に板は厚い方に動き易いと言われるのは、
こうした大口の手口を根拠としています。

如何でしょうか?

この様に板と歩み値を活用すれば、
需給や投資家の心理などの情報を読み取ることが出来るのです。
(チャートではこうした情報は読み取れません)

多くのデイトレーダーが板情報を活用している理由が
この事例だけでもご理解頂けたでしょうか?

皆さんも是非、投資家の心理を読むことを念頭に置いて、
板と歩み値の動きや変化を観察してみて下さい。
そうすれば、様々な投資アイディアを発見出来るかもしれませんよ。

◎今日の一言

― 板情報には投資家の心理が映し出される ―

真田敏明

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